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どこにでもいるアラサー会社員。書きたいと思った時だけ、あんまり推敲せずに殴り書く系のブログです。

【映画感想】スパイダーマンホームカミング 最高の思春期ヒーロー

シビル・ウォーのラストシーンから1年以上も待ち焦がれ、ようやく観てきました。
なんとか興奮も収まりつつあるので、感想を書いてみます。

 

ホームカミングってなに?

スパイダーマンはアメコミの巨頭 MARVEL のキャラクター。アイアンマンやキャプテンアメリカ、ハルクといったキャラクターたちの仲間です。アベンジャーズで有名ですね。
スパイダーマンの映画はこれまでにもたくさん作られていますが、もっとも有名な旧「スパイダーマン」「アメイジングスパイダーマン」シリーズは、実はマーベル社がつくったものではないんです。

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上記シリーズの製作会社はソニー・ピクチャーズ。
大人の事情で実現できなかった「マーベルがつくったスパイダーマン」が、今回初めて実現する。スパイダーマンがマーベルに帰ってきた!という意味のホームカミング(帰郷)なんです。

また、アメリカではホームカミングという学生にとっての伝統的なイベントがあり、そちらとダブルミーニングになっているんですね。
映画の中でも冒頭から終盤まで、ホームカミングの準備とともにストーリーが進みます。

homecoming

【名】
  1. 〔長い間留守にしていた後の〕帰宅、帰郷、帰国
    ・I celebrated my son's homecoming from France. : 息子のフランスからの帰国を祝った。
  2. 〈米〉〔高校や大学の〕ホームカミング◆年に一度行われる旧教職員と卒業生を招待して行う行事。通例9月または10月に行われ、フットボールやバスケットボールなどの他校との対抗試合、祝宴、マーチング・バンドが先導するパレード、ホームカミング・クイーンやキングの投票による選出と「戴冠式」などが行われる。

https://eow.alc.co.jp/search?q=homecoming

 

 

MCUってなに?

2008年公開の「アイアンマン」以降のマーベル作品は、MCUマーベル・シネマティック・ユニバース)というシリーズで、映画の中の世界がつながっています。つまり、スパイダーマンがマーベルに帰ってきたことで、初めて他のマーベルキャラクターと共演できるようになったわけです。

今回のスパイダーマンMCU初登場は「キャプテンアメリカ / シビル・ウォー」ですが、キャップを始めバッキーやファルコンたちとの戦闘シーンがたっぷりあり、ファンの間では一種のお祭り騒ぎでした。ホスの戦いのパロディで巨大化したアントマンを転ばせるシーンなんかもう私はにやけっぱなしでした。(キモい) 

 

マジ無理ほんと最高

結論から言えば最高の映画でした。前2シリーズとは違う!

まずストーリー・演出のテンポが速い。あっという間に話が進んでいきます。
若い俳優を使った青春ものが得意な監督だけあって、学校生活の描き方がすばらしい。
スパイダーマンの魅力って、思春期のモヤモヤとヒーロー稼業に挟まれて、思い悩みながらも前に進んでいくところなんですよね。そのあたりがとても上手に描かれていました。

あとトム・ホランドがハマり役すぎる。子どものころからの夢が「スパイダーマン役を演じること」だったそうで、このマッチ度には本当に感動しました。こんなに声がピッタリな俳優ほかにいないと思う。公開前から彼のファンである私は、Instagramのおすすめ投稿が8割がたトムホです。

あと男子的にはスーツの描写に燃えました。アイアンマンである天才発明家トニー・スタークが作ったという設定のスパイディースーツ。インスタントキル(即死)モードが搭載されていたりと、無駄に凝ってます
ちなみにスーツに実装されている会話型AIの「カレン」の声を演じているのは、ジェニファー・コネリーポール・ベタニーの奥さん。ポール・ベタニーはアイアンマンのスーツに搭載されていたJ.A.R.V.I.Sの声を担当していた俳優で、今はそのままヴィジョンを演じています。夫婦でトニーが作ったAIの声を担当しているんですね!にやけますね!(キモい)
しかもこの夫婦、とっても仲がいいんですよ。

oriver.style

 

ちょっと時間が足りない

書ききれないのでまた今度!