『コラテラル 真実の行方』はキャリー・マリガンの魅力が炸裂
Netflixオリジナル作品『コラテラル 真実の行方』を一気見しました。
・・・っていう記事を3ヶ月前に書こうと思ってたんですけど止まってました。
あいまいな記憶で書いてみよう。
あらすじ
ロンドンで発生したピザ配達人殺害事件の背後に潜む黒い影…。麻薬の売人や密輸業者、スパイらの思惑が複雑に絡み合う陰謀に、キャリー・マリガン演じるキップ・グラスピー刑事が立ち向かう。
4話完結となっていて、非常に観やすい。展開は非常に淡々としているので、地味といえば地味ですが、大人のドラマといった感じ。
よかった点
まず脚本ですが、私は好きでした。イギリスの社会問題をがっつりとバチバチに描きまくっています。
親子、夫婦、男女、上司・部下、難民・移民・・・。
世の中の汚い部分を淡々と美しい構図で描写しているので、迫るものがあります。
「現代」をきちんと切り取った映画だなと思いました。
キャリー・マリガン新境地
しかし何がいいってキャリー・マリガンの演技。これまでの出演作では基本的にかわいくて守ってあげたいタイプの役が多かったような気がする。
今回は違いますよ。あの激キュートな童顔と大人な低い声のギャップがこれでもかというくらい発揮されています。こんな落ち着いた演技初めて見たけどすごく似合う。ヘアスタイルもかわいい。やっぱ目で語れる女優さんですね。
キャリー演じるキップ・グラスピー刑事は妊婦という設定なんですが、実は撮影時、本当に妊娠していたんだそうです。脚本を受け取った段階で妊娠初期だったため、妊娠中という脚本にせざるを得なかったのだとか。
個人的には劇中で妊婦という設定を誇示せず、さりげなく描写されるのがとても好きでした。
まとめ
おすすめ!
それでは。